𝓗𝓪𝓽𝓪𝓽𝓪

俺が端太(はたた)←ゴマキみたいに言ってみたが誰も嬉しくならない

復活の「N」

前回のあらすじ

「日常」連載再開するらしいとの事で、くいつく

moroque.hatenablog.com

今日10月26日、月刊少年エース12月号が発売されました。少年エースって「少年A」と略すと凶悪少年犯罪の犯人みたいですね。どうでもいいですね。

今月号は創刊27周年号、そしてあの大人気ギャグマンガ「日常」が異例の連載再開を遂げるという、記念すべきものになりました。早速購入し、意を決して新生「日常」に目を通しました。

f:id:moroque:20211026204935j:plain

気持ちずんぐりとしたゆっこがかわいいですね。

マンガは豪華3本立てとなっていました。「日常」10巻収録の元最終回「日常の192」に合わせて「日常の193」「日常の194」「日常の195」とナンバリングされており、新生「日常」がこれまでの「日常」の正当な後継であることを如実に示していました。

 

日常の193

巻頭カラーです。表紙の3人が俗にいう「箱の中身はなんだろな」ゲームに興じていました。「CITY」や「雨宮さん」とは似て非なる「日常」本来のノリが蘇っていて感動すら覚えました。「日常」に多く見られる、ゆっことみおが順当にはしゃぎ、麻衣が大ボケをかますという構図に則っているからでしょうか。

 

日常の194

表紙の3人の路上での一悶着でした。3人の性格が一気に見て取れるような内容で、シリーズを通しても秀逸なエピソードのように思えました。「神回」と俗に呼ばれるエピソードの多くに該当する、みおのパニックが発動したので、連載再開初回で読者の心をつかむ手筈はバッチリだなと勝手に納得しました。特にみおの隠れ属性である、金に物を言わせようとする態度が発現したところはとても面白かったです。

 

日常の195

4コマ形式でした。東雲研究所に3人が遊びに行くというオーソドックスなストーリーで、そのアクセントとしてか、はかせが撮影した対象の時間を凍結するという、露骨に人智を超越した道具を発明しました。ひみつ道具をゆっこだけでなくみおや麻衣の前でも忌憚なく使用するはかせは、既刊10巻ではゆっこと比べイマイチ慣れ親しみ切れなかったみおや麻衣も信用に足る人物だと認めたということなのでしょう。またしてもみおの金の亡者としての一面が発揮されたり、なのの『ほえっ』が見れたりととても楽しい内容でした。また、はかせは「一度作ったものはもう二度と作れない」という新事実が発覚。東雲なののことを思うと少し不穏な気分になりました。劇場版「日常」があったら生かされそうな設定ではあります。アニメ第二十六話で「ちっちゃいやつ」を二度作ってたような気がしますが一旦忘れましょう。

 

6年という長い長いブランクがありながらあのクオリティを蘇らせることに十分に成功していて唯々驚くばかりでした。6年前よりも絵柄が独自流に洗練、というより単純に上手になっていて目に優しく、かつギャグセンスも光っていたため「日常」はギャグマンガとして珠玉に近い出来になっているという印象でした。あらゐ先生のマンガ家として日々進化していく様子には目を見張ります。

月刊連載という少々気長な道のりですが、人生にささやかな楽しみがプラスされたのはとても大きいです。